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ジブリ映画「思い出のマーニー」のロケ地とは?一度は見ておきたい広大な大自然!

『思い出のマーニー』は、スタジオジブリ作品22作目のアニメ映画。

2014年7月に公開された、スタジオジブリ初!ダブルヒロインの映画です。

映画「思い出のマーニー」
© 2014 Studio Ghibli・NDHDMTK

監督は『借りぐらしのアリエッティ』の監督を務めた、米林宏昌氏。

宮崎駿氏ではない監督の2作目、という事でも注目を集めました。

スタジオジブリ作品と言えば『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』など、キャッチーなキャラクターが登場し、大人だけでなく子どもも楽しめる作品として広く知られています。

一方で『思い出のマーニー』は、”入江に佇む2人の少女”をポスターデザインに起用し、キャッチコピーも「あの入江で、わたしはあなたを待っている。永久に−。」と、今までのジブリ作品とは一味違った雰囲気。

ジブリ作品を見続けて20年、生粋のジブリファンである私が、今までのスタジオジブリ作品とはどこか違う『思い出のマーニー』のモデルとなった場所を紹介します。

思い出のマーニーのモデルとなったロケ地・撮影地1「霧多布湿原(キリタップ湿原)」

撮影されたシーン

主人公・杏奈は学校でも孤立し、里親との仲もギクシャクしています。

いつも“ふつうの顔”で感情を出さない、心を閉ざした12歳の女の子です。

そんな杏奈ですが、療養で訪れた親戚の大岩家から見た景色には思わず目を奪われます。

この風景のモデルになっているのが北海道浜中町にある霧多布湿原の景色です。

霧多布湿原

このロケ地の見どころ

霧多布湿原のある浜中町、偶然にも『ルパン三世』の原作者モンキー・パンチ氏の故郷なのです。

ルパン三世フェスティバル

2012年からは毎年夏に「ルパン三世フェスティバルin浜中町」というイベントが開催されるなど、町を上げて盛り上がっています。

ルパン三世と言えば、宮崎駿氏が『カリオストロの城』を手掛けた事で有名。

不思議なつながりを感じますね。

マーニーの世界を感じるために、浜中町で絶対に訪れておきたいのが霧多布湿原センターです。

霧多布湿原センター

展望台からは湿原を一望する事ができ、個人でも申し込み可能なツアーも用意されています。

長靴を履いて森や湿原を探検し直に自然に触れられます。

そして冬はなんと、浜中特産のウニを堪能できるツアーまであります!

場所・アクセス


霧多布湿原はJR釧路駅からJR根室本線花咲線を利用して75分ほどです。

最寄りの茶内駅からはタクシーで10分ほどの場所にあります。

『思い出のマーニー』冒頭、電車に揺られる杏奈もこんな景色を見たのでしょうか。

そんな風に考えながら、電車に足を踏み入れてみてはいかがでしょう。

  • 住所:〒088-1304 北海道厚岸郡浜中町四番沢20
  • 営業時間:9時〜17時
  • 休業日:火曜日
  • 最寄駅:茶内駅
  • おすすめの行き方:電車
  • 公式サイト:霧多布湿原センター

思い出のマーニーのモデルとなったロケ地・撮影地2「藻散布沼(モチリップトー)」

撮影されたシーン

「湿っち屋敷」へと続く、海でも川でもない不思議な道。

潮の満ち引きの関係で、歩いて屋敷へ行ける時間は限られています。

夢と現実の狭間のような、恐いような霧の奥を見たいような。

そんな杏奈の心情を表しているシーンはこの藻散布沼で撮影されました。

このロケ地の見どころ

実際の藻散布沼

藻散布沼は0.5キロ平方メートルほどの小さな海跡湖。

「モチリップトー」という珍しい呼称ですが、この「トー」という言葉はアイヌ語で「沼、湖」を意味すると言われています。

ところどころ草地が覗く湿地の風景は、杏奈が目にした風景とそっくり。

太平洋に接する部分が漁港となっており昆布漁が盛んで、釣りを楽しむ人も多いです。

訪れるのであれば、朝の早い時間がオススメ。

霧の立ち込める湿地の、まさに映画に出てくる幻想的な風景を目にする事ができるでしょう。

場所・アクセス


藻散布沼は、先ほどの霧多布湿原から車で15分ほどです。

道道123号線を南に向かって走ると、右手に藻散布沼が現れます。

普通の漁港と違うのは、湿地の幻想的な風景と、そこで暮らす野生動物を見られる点です。

国の特別天然記念物であるタンチョウの親子やエゾシカ、冬は白鳥の越冬風景などを見られる事も。

“水面に点在する草地”という湿地独特の風景の中で出会う野生動物たちは、神秘的にすら感じられるはずです。

また霧多布湿原からの道中にある「琵琶瀬展望台」からは、360°の大パノラマで広大な北海道の風景が見渡せ、海岸側には奇岩の一つである「窓岩」を見る事もできます。

  • 住所:〒088-1538 北海道厚岸郡浜中町藻散布
  • 最寄駅:茶内駅
  • おすすめの行き方:車(無料駐車場あり)

思い出のマーニーのモデルとなったロケ地・撮影地3「睡鳩壮(軽井沢タリアセン内)」

撮影されたシーン

作中で「湿っ地屋敷」と呼ばれる、金髪の少女マーニーが暮らすお屋敷ですね。

潮の引いている時間は湿地を歩いて屋敷まで行けますが、潮が満ちるとボートを使ってでないと行くことはできません。

このロケ地の見どころ

睡鳩壮(すいきゅうそう)

軽井沢の総合リゾート施設「軽井沢タリアセン」内にある睡鳩壮は、軽井沢別荘建築の中でも最上質と言われる、歴史的価値のある建物です。

元々は、帝国生命や三越の社長をつとめた朝吹常吉の別荘として使用されていました。

水面にひっそりと佇むその様は、まさに私たちが思い描く「湿っ地屋敷」そのもの。

軽井沢タリアセン内には他にも、美術館やローズガーデンなど見て楽しめる場所、レストランやカフェも完備されており、地元でとれたお野菜などの軽井沢グルメも味わえます。

また水上バルーン、アーチェリーなど子ども連れでも思いきり遊べる施設も多数あるため、家族連れでも1日楽しめますね。

場所・アクセス


睡鳩壮は、上信越自動車道「碓氷軽井沢インターチェンジ」から車で約15分の場所にあり、駐車場も整備されているため安心です。

軽井沢タリアセン内は広くたくさん歩くことになります。

ですので、車を利用しない方には軽井沢駅からタクシーを使って10分程度で行くのがオススメです。

  • 住所:〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217
  • 営業時間:午前9時〜午後5時(12月・1月は午前10時〜午後4時)
  • 休業日:不定期のため問合せ
  • 最寄駅:軽井沢駅
  • おすすめの行き方:タクシー、車
  • 公式サイト:軽井沢タリアセン

思い出のマーニーをご覧になりたい方へ

※時期によっては上記のサイトで配信されていない場合がありますのでご注意ください

関連外部リンク

思い出のマーニーのモデルとなったロケ地・撮影地についてのまとめ


宮崎駿氏の作り上げる物語とは一味違う、スタジオジブリの新たな一面を見せてくれた米林監督。

北海道の広大な自然や湿地独特の空気感が、金髪の少女・マーニーという不思議な存在を違和感なく物語の中に溶け込ませています。

また「湿っ地屋敷」のモデルとなった睡鳩荘は、ジブリファンならば一度は必ず訪れておきたい場所です。

北海道も軽井沢も観光地としては人気のスポットなので、いつか訪れる機会がありそうですよね。

訪れた際はあなたもぜひ“マーニーと過ごしたあの風景”を探して下さい。