「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」は、Yahoo!知恵袋での1つの投稿がきっかけとなり、楽曲制作やエッセイ化など、様々なメディアで取り上げられ、2018年に映画化されました。
(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
そのタイトル通り、夫のじゅん(安田顕)が仕事から帰宅すると、妻のちえ(榮倉奈々)が死んだふりをして待ち構えているのです。
それが毎日毎日、「銃をかかえて名誉の死亡」「ワニに食べられて死亡」など、あらゆるシチュエーションで続いていきます。
筆者はその光景を微笑ましく感じましたが、皆様は自分に置き換えるとどう感じられるでしょうか?
そんな当の本人であるじゅんが、ちえと出会い過ごした場所をロケ地としてご紹介していきます!
目次
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしていますのロケ地・撮影地1「歌舞伎寿司」
撮影されたシーン
じゅんがちえと出会った場所は、静岡県にある「歌舞伎寿司」です。
東京から出張で静岡に訪れていたじゅんが、本数の少ないバスを逃して立ち寄ったことがきっかけで、2人は親密になりました。
2人の物語の原点とも言える場所ですね!
このロケ地の見どころ
「歌舞伎寿司」は、劇中の通りカウンター6席ほど広さです。
内装・外観ともに昔ながらの日本の寿司屋のイメージそのままで、どことなく安心感があります。
じゅんのように、大将と話しながらおすすめのネタを召し上がってみてはいかがでしょうか?
場所・アクセス
「歌舞伎寿司」は静岡県の御殿場市の、富士急行バス「杉原北駅」より徒歩3分ほどの場所にあります。
じゅんは予定していた時刻のバスを逃して落胆していましたが、実際にこちらのバスは1時間に1,2本の運行で、最終のバスも夜6時台と本数が限られています。
不安な方は、電車の最寄り駅である「御殿場駅」からタクシーの利用もおすすめです。
その場合は、御殿場駅から約10分ほどで到着できます。
- 住所:〒412-0018 静岡県御殿場市山之尻231
- 営業時間:11am – 2pm / 5pm – 11pm
- 休業日:火曜日
- 最寄駅:富士急行バス「杉原北駅」
- おすすめの行き方:バス、電車
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしていますのロケ地・撮影地2「外苑西通り」
撮影されたシーン
じゅんが会社の同僚夫婦と4人でディナーをし、その帰り道にちえと2人で歩いた通りは「外苑西通り」です。
和やかに昔話を語らう2人の姿が月夜に照らされ、少し幻想的にも感じるシーンでした。
このロケ地の見どころ
「外苑西通り」は、白金の地名に由来して、目黒通りと併せて「プラチナ通り」と呼ばれています。
具体的には、白金六丁目から白金台交差点までの全長約1㎞ほどの通りを指します。
イチョウ並木沿いにおしゃれなカフェやショップが立ち並び、都内屈指のおしゃれスポットとして有名です。
劇中でもおしゃれなイタリアンレストランが登場し、じゅんも思わず予約をしてくれた同僚に「こういう所よく来るの?」と、驚いたようにたずねていました。
場所・アクセス
外苑西通りは、東京メトロ南北線および、都営地下鉄三田線の「白金台駅」から、徒歩5分ほどで通りに入ることができます。
じゅんとちえは夜道を歩いていたため、周囲のお店は閉まっていましたが、訪れる際はショッピングをしながらの散策がおすすめです!
2人のように語らいながら、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか?
- 住所:〒108-0071 東京都港区白金台4丁目9
- 最寄駅:「白金台駅」
- おすすめの行き方:電車
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしていますのロケ地・撮影地3「モンサンクレール 自由が丘店」
撮影されたシーン
東京に遊びにに来たちえが、じゅんと訪れてスイーツを購入した店は「モンサンクレール 自由が丘店」です。
静岡で暮らしていたちえは、お店の情報が掲載された雑誌を残しておくほどに、その魅力の虜になっていました。
このロケ地の見どころ
「モンサンクレール」は、ケーキなどの生菓子から、焼き菓子、パンやチョコレートなどスイーツを中心とした食品を販売しているお店です。
劇中でちえは、「タルトシトロン」という手のひらサイズのタルトを食べていました。
残念ながら「タルトシトロン」はレギュラーメニューではないようですが、その他の定番商品ではモンブランが有名です。
ちえはテイクアウトをして歩きながら食べていましたが、自由が丘店ではカウンター席もあるカフェが併設されているため、イートインも可能です。
場所・アクセス
「モンサンクレール 自由が丘店」は、東急東横線または大井町線「自由が丘駅」正面口から徒歩10分ほどです。
駅からお店までの道中は住宅街や学校などのどかな街並みが広がっています。
しかしお店のある丘へ進むに連れて、おしゃれなカフェや雑貨屋さんも立ち並び、まさに住みやすさとおしゃれさの両方を兼ね備えた街です。
ちえの憧れた場所に、ぜひ立ち寄ってみてください!
- 住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2丁目22-4
- 営業時間:11am – 6pm
- 休業日:水曜日
- 最寄駅:東急東横線、大井町線「自由が丘駅」
- おすすめの行き方:電車
- 公式サイト:モンサンクレール
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしていますのロケ地・撮影地4「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」
撮影されたシーン
じゅんがちえにプロポーズをした場所は「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」です。
引用:映画.com
ここで2人がかわす言葉にちえの本当の思いが隠されており、ストーリーの要ともいえるシーンでした。
このロケ地の見どころ
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、フィンランドの作家「トーベ・ヤンソン」との手紙のやり取りがきっかけで生まれた公園です。
彼女の代表作である『ムーミン』を中心とした世界観を軸に、大人や子ども、生き物や草花、すべてが心地よく共存できる空間として愛されています。
公園内は大自然に恵まれ、1年を通して季節を感じることのできる植物が楽しめます。
またカフェや資料館も併設されていて、時間を忘れてのんびりと時間を過ごす場所としても最適です。
場所・アクセス
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」の最寄り駅は西武池袋線「元加治駅」で、徒歩20分ほど要します。
少し距離があるため、車の利用もおすすめです。
その場合は、圏央道「狭山日高IC、入間IC、青梅IC」から20分ほどで到着できます。
専用の駐車場はないものの、近くの市民体育館や市民球場と共用の駐車場の利用が推奨されており、無料で利用できます!
- 住所:〒357-0046 埼玉県飯能市阿須893番地の1
- 営業時間:9am – 5pm(土・日・祝は9pmまでの営業)
- 休業日:月曜日
- 最寄駅:西武池袋線「元加治駅」
- おすすめの行き方:車、電車
- 公式サイト:トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしていますをご覧になりたい方へ
※時期によっては上記のサイトで配信されていない場合がありますのでご注意ください
関連外部リンク
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしていますのロケ地・撮影地についてのまとめ
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」は、主に関東近郊で撮影されたものの、各ロケ地はあまり近くに位置していません。
しかし劇中のじゅんとちえも、東京から静岡への移動を乗り越えた先で出会い、さまざまな経験を得ていましたよね。
2人と同じように少し足を伸ばすと、何か運命的な新しい出会いが待ち受けているかもしれません。
ぜひその訪問先に、今回のロケ地を選んでみてはいかがでしょうか?