映画「劇場」は、お笑いタレント・ピースの又吉直樹により2017年に刊行された小説を元に、2020年に公開されました。
(C)2020「劇場」製作委員会
高校卒業後、それぞれの夢を追って上京した永田(山﨑賢人)と沙希(松岡茉優)が出会います。
どこか似た2人は次第に恋に落ち、夢を追いながら支えあう日々を送るようになります。
しかし、2人が思い描く幸せのかたちは似ているようでまたどこか違っていました。
互いに自身の夢と理想に向き合い、2人が答えを導き出したラストシーンは、思わず自分の人生の選択を振り返って考えさせられます。
そんな2人の生活は、夢を追う若者が集う街・下北沢を中心に撮影されました。
その中の6つをご紹介していきます!
目次
劇場のロケ地・撮影地1「なんばん亭」
撮影されたシーン
永田が劇団”おろか”の団員たちと食事をしていた店は、下北沢の「なんばん亭」です。
劇中でも、お店の看板もそのままに実名で登場しています。
このロケ地の見どころ
「なんばん亭」は2002年にオープンし、お好み焼きを中心とした鉄板焼きが楽しめる店です。
四角い形のお好み焼きが特徴的で、その味は地元民だけでなくあらゆる著名人からも支持されています。
永田たちは、店内窓際の角の席を利用していました。
訪れた際は、同じ席で同じようにお好み焼きを食べてみたいですね!
場所・アクセス
なんばん亭は、各線下北沢駅の南口から徒歩1分の距離にあります。
「なんばん亭」と書かれたネオン看板が目印です。
お持ち帰りのメニューもあるため、気軽に利用してみてください!
- 住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目12-3 イシカワビル 2F
- 営業時間:5pm – 10:30pm
- 休業日:年中無休
- 最寄駅:下北沢駅
- おすすめの行き方:電車
- 公式サイト:なんばん亭
劇場のロケ地・撮影地2「カフェ ヴィエット アルコ」
撮影されたシーン
永田が脚本を執筆するために訪れていたカフェは、「カフェ ヴィエット アルコ」です。
時間を忘れて、納得いくまで脚本と向き合っていた姿が印象的でした。
このロケ地の見どころ
「カフェ ヴィエット アルコ」はベトナム料理を中心とした、エスニック料理を提供するカフェです。
特にフォーが人気で、都内でも本格的な味が楽しめると評判です。
アンティークを基調とした落ち着いた雰囲気の内装です。
永田が店内でじっくりと脚本を執筆していたように、各々の時間をゆっくりと過ごす場所として最適です。
場所・アクセス
カフェ ヴィエット アルコは各線下北沢駅の西口を北側に出て、鎌倉通り沿いに徒歩約2分ほどの場所にあります。
比較的長く営業されているため、永田のようにゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか?
- 住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目26-6 モンブランビル2F
- 営業時間:12pm – 11pm
- 休業日:年中無休
- 最寄駅:下北沢駅
- おすすめの行き方:
- 公式サイト:カフェ ヴィエット アルコ
劇場のロケ地・撮影地3「小劇場・楽園」
撮影されたシーン
永田が劇団”おろか”の公演を行った劇場は、下北沢の小劇場「楽園」です。
具体的には、共に旗揚げをした友人・野原と、演目『待つ身』を上演していました。
このロケ地の見どころ
永田と野原が公演をした小劇場「楽園」は下北沢にある「本多劇場」グループのうちの1つの劇場です。
客席は約70~90席と小規模であるため、舞台との距離が近く臨場感が味わえます。
永田たちのように、自ら旗揚げをして間もない劇団の公演も多く、まだ世に発見されていない新たな才能にも出会える場所です。
場所・アクセス
小劇場「楽園」は、各線下北沢駅より徒歩3分の距離に位置しています。
下北沢エリアには、その他にも「本多劇場」「ザ・スズナリ」という劇場もありますので、1日で複数の演目を見て回ることもおすすめですよ!
- 住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目10-18
- 最寄駅:下北沢駅
- おすすめの行き方:電車
- 公式サイト:小劇場・楽園