「凪のお暇」はコナリミサト原作の人気漫画を、黒木華主演で2019年に実写化したドラマです。
このドラマのテーマは、現代社会で感じる息苦しさと、それをリセットしたらどうなるのか、誰もが一度は考えたことがあるそんな生活です。
引用:TBS公式
物語は主人公である大島凪(黒木華)が、周りの目を気にする生活に疲れ、それまでの人間関係を捨て去って新しい生活を始めることからはじまります。
全てをリセットした凪と、凪を追いかけてきた元カレの我聞慎二(高橋一生)、隣人の安良城ゴン(中村倫也)との三角関係を中心に、新しい生活で出会う魅力的な人々との交流を描くこのドラマは、見ている人たちもきっと温かい気持ちになれるはずです。
そんな「凪のお暇」の撮影は、劇中で凪が全てを捨てて引っ越した立川が、実際にロケ地となっています。
今回は立川を中心にして、凪と慎二、ゴンが訪れた場所を厳選して8ヶ所紹介します。
目次
凪のお暇のロケ地・撮影地1「bondolfi boncaffe 赤坂」
撮影されたシーン
引用:モデルプレス
まだ周囲の目を気にしていたころの凪が、同僚をランチを食べながら今の自分に疑問を抱くシーンのロケ地となったのは「bondolfi boncaffe 赤坂」です。
このドラマでは珍しい、くるくるパーマではない凪の姿が見られます。
このロケ地の見どころ
「bondolfi boncaffe 赤坂」はイタリアで150年以上前に生まれた歴史あるカフェです。
オフィス街の中にあるとは思えない、緑に囲まれたオシャレな場所にあります。
特に生パスタを使ったモチモチのパスタランチは周辺で働く人達に大人気で、凪たちのようなOLさんもよく利用しています。
オフィス街だけあって平日のランチタイムは混雑していますので、ロケ地巡りでは訪問時間には気をつけてくださいね。
周囲には桜の木も植えられており、桜の季節にはお花見も兼ねての食事を楽しむこともできますよ。
場所・アクセス
「bondolfi boncaffe 赤坂」は、溜池山王駅の14番出口から徒歩3分の場所にあります。
14番出口から地上に出たらすぐに左折して赤坂インターシティのビルの横を真っすぐ進んでください。
2つ目の横断歩道が見えたあたりで、左手にあるカフェが「bondolfi boncaffe 赤坂」です。
- 住所:〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目8−1 赤坂インターシティAIR1階
- 営業時間:8:00~23:00(平日)、11:00~18:00(土曜)
- 休業日:日曜日、祝日
- 最寄駅:東京メトロ 溜池山王駅
- おすすめの行き方:溜池山王駅の14番出口から徒歩3分
- 公式サイト:bondolfi boncaffe
凪のお暇のロケ地・撮影地2「くじらロード」
撮影されたシーン
劇中にたびたび登場する商店街のロケ地になったのが「くじらロード」です。
ここでは、日常シーンのほかにもゴンが凪に告白するシーンも撮影されています。
このロケ地の見どころ
「くじらロード」は昭島市にある、昭和のようなレトロな雰囲気が感じられる商店街です。
この商店街の名前は、その名の通り昭島市で50年以上前にクジラの化石が発見されたことが由来となっています。
その化石は、なんと発見から50年以上たって新種のクジラだと判明しアキシマクジラと名付けられました。
昭島市には「くじらロード」のほかにも、いたるところにクジラの絵や石像、マンホールなどがあります。
ドラマのロケ地巡りで昭島を訪れた際は、たまには気分を変えて街に隠れるクジラ探しも楽しんでみてはいかがでしょうか。
場所・アクセス
「くじらロード」は、青梅線の東中神駅からすぐの場所にあります。
東中神駅の南口の商店街全体が「くじらロード」ですので、駅を出て真正面を見たらロータリー越しに「くじらロード」の大きな看板が見えるはずです。
ドラマのロケ地となった場所は、南口を出たらロータリーを反時計回りに進み最初の交差点から右折したアーケード部分になっています。
- 住所:〒196-0034 東京都昭島市玉川町1丁目7
- 最寄駅:JR青梅線 東中神駅
- おすすめの行き方:東中神駅から徒歩1分
- 公式サイト:くじらロード商店街
凪のお暇のロケ地・撮影地3「立川市中央図書館」
撮影されたシーン
引用:モデルプレス
全てをリセットしてしまった凪が、これから先に何をやるか考えていた図書館が「立川市中央図書館」です。
何もなくなってしまった凪ですが、やりたいことを探している姿は周囲の目を気にしているときよりも、生き生きとしているように見えます。
このロケ地の見どころ
「立川市中央図書館」は立川市の中でも最大規模の図書館です。
3フロアにまたがったこの図書館は立川駅からも近い便利な立地にあるため、いつも立川市民で混雑しています。
凪のように調べ物をしたいときは、事前に座席を確保してから本探しをすることをおすすめします。
また「凪のお暇」のロケは、この図書館周辺でも行われていますので、近くを歩いてみればドラマの中で見かけた場所に出会えるかもしれません。
特に多摩モノレール沿いの「サンサンロード」はドラマ「ごくせん」や「スーパーサラリーマン左江内氏」など多くのドラマで使用されています。
ドラマ好きの方はぜひ訪れてみてください!
場所・アクセス
「立川市中央図書館」は、JRの立川市から徒歩で行くことができます。
JR立川駅の北口を出たら、右前方の北口大通り沿いを進んでください。
まっすぐ進むと「曙町」と「曙町二丁目」という大きな交差点が2つ続きますので、2つ目の曙町二丁目交差点で左折してください。
左折したあとは2つ目の信号で右折し直進すれば、歩道橋をくぐった先のビルの1階が「立川市中央図書館」の入り口です。
- 住所:〒190-0012 東京都立川市曙町2丁目36−2
- 営業時間:10:00~20:00(火曜~金曜)、10:00~17:00(土曜、日曜)
- 休業日:月曜日
- 最寄駅:JR立川駅
- おすすめの行き方:立川駅から徒歩10分
- 公式サイト:立川市図書館
凪のお暇のロケ地・撮影地4「錦第二公園」
撮影されたシーン
引用:シネマカフェ
ハローワークで知り合った凪と坂本龍子(市川実日子)が会話している公園が「錦第二公園」です。
空気を読みすぎた凪と、読めなさすぎた龍子の正反対の2人ですが徐々に意気投合するようになります。
このロケ地の見どころ
「錦第二公園」は、大きなオニの顔が描かれたすべり台が特徴で、通称「オニ公園」とも呼ばれています。
ドラマのロケ地としても有名で、「ごくせん」シリーズや、漫画「聖☆おにいさん」などに登場しています。
大きなオニの顔のすべり台はひと目見たら忘れないインパクトがありますので、これから先にドラマで見たとき、すぐに気がつくことができるように一度訪れてみることをおすすめします!
場所・アクセス
「錦第二公園」は、立川駅から徒歩6分の場所にあります。
立川南口を出たら左前方にある階段を降りてください。
1階に降りたら左に曲がり、道なりに進んでいくと分かれ道がありますので、左側の道を進みます。
100mほど進むと交差点がありますので、正面の道に入ってさらに直進します。
そのまま進めばシンボルのオニの顔が見えてきますので「錦第二公園」に到着です。
- 住所:〒190-0022 東京都立川市錦町1丁目5−13
- 最寄駅:JR立川駅
- おすすめの行き方:JR立川駅から徒歩6分
- 公式サイト:公益財団法人 東京市町村自治調査会