映画「GANTZ」は奥浩哉の大人気のSFアクション漫画を原作として、2011年に前後編の2部作で上映されました。
二宮和也と松山ケンイチのW主演作品としても話題となりました。
引用:GYAO!
この物語は、主役である玄野計(二宮和也)と加藤勝(松山ケンイチ)の2人が地下鉄で事故に巻き込まれ、命を落とす衝撃のシーンから始まります。
死んだはずの2人は、謎の球体GANTZの前に召喚され、促されるままに謎の異星人たちとの戦いに巻き込まれていきます。
原作漫画でも特徴だった、アクションシーンの数々はこの映画ではCGを多用して見事に再現されています。
二宮和也を始めとする俳優陣の演技と、CGが融合した大迫力のアクションシーンは必見です!
今回はそんな映画「GANTZ」のロケ地を厳選して6ヶ所紹介します。
目次
GANTZのロケ地・撮影地1「りんかい線大井町駅」
撮影されたシーン
物語の冒頭で、玄野と加藤がGANTZのもとに送られるきっかけとなった電車事故が起こった場所のロケ地は、「りんかい線大井町駅」です。
このシーンでは都内で初めて、線路に降りての映画撮影が行われました。
このロケ地の見どころ
引用:大林組
「大井町駅」はりんかい線の他にも、京浜東北線・東急大井町線が乗り入れており、毎日20万人ほどに利用される駅です。
駅の南側には商業施設や飲食店が立ち並び、都内の主要駅でよく見る風景が広がっていますが、この駅の特徴は北側に広がるJRの車両基地です。
この車両基地では、山手線で使用される全ての電車の定期検査や修繕作業などが、日々忙しく行われています。
また、こちらではときどき一般公開が行われていて、車掌体験やプラレールの展示、社員食堂の開放など普段は経験できないイベントの数々は家族連れから大人気となっています。
引用:トラベルwatch
せっかくロケ地めぐりで大井町駅を訪れるなら、イベントの時期にあわせて調整してみるのもいいですね!
場所・アクセス
「大井町駅」は、東京駅から向かう場合は京浜東北線、新宿駅から向かう場合はりんかい線でそれぞれ直通で行くことができるアクセスしやすい駅です。
「GANTZ」の撮影が行われたのはりんかい線の1番ホームです。
東京駅から向かった場合は、京浜東北線2番ホームに到着するのでりんかい線に移動するのを忘れないようにしてください。
新宿駅から向かった際はりんかい線の利用となりますが、到着は2番ホームですので1番ホームに移動してください。
映画では2番ホームの設定でしたので、間違えないように気をつけてくださいね!
- 住所:東京都品川区大井1丁目
- おすすめの行き方:東京駅から京浜東北線・新宿駅からりんかい線 直通
- 公式サイト:JR大井町駅
GANTZのロケ地・撮影地2「川崎市宮前平の階段」
撮影されたシーン
ガンツスーツを身にまとった玄野が、その力を試すために飛び回った場所のロケ地となったのが、「川崎市宮前平の階段」です。
数十段にもおよぶこの階段を飛び降りるシーンを、CGではなくクレーンを使ったワイヤーアクションで撮影していました。
このロケ地の見どころ
「川崎市宮前平の階段」の周辺は起伏が大きく、最寄駅の宮前平駅からも坂道を上がって行った場所にあります。
階段の上に登ってみれば、劇中でも玄野が眺めていたような高台からの街の風景を見ることができます。
ロケ地の周りは住宅地ですので、この階段を見学したあとは少し足をのばして近くの観光地をめぐってみるのも良いかと思います。
宮前平周辺でおすすめの観光スポットといえば、「藤子・F・不二雄ミュージアム」が有名です。
「ドラえもん」を始めとする名作漫画の数々にまつわる展示は、誰もが子供の頃の気持ちを思い出すことができる素敵な場所ですよ!
引用:ぐるたび
宮前平駅からはタクシーで15分くらいの距離にありますので、ぜひロケ地巡りと一緒に訪れてみてくださいね。
場所・アクセス
ロケ地となった階段には、東急田園都市線の宮前平駅から徒歩で向かうことができます。
宮前平駅の南口を出たら、まずは目の前の道路を渡る必要がありますので、左に進んで信号のある宮前平駅前交差点を目指してください。
宮前平駅前交差点についたら、横断歩道で道路の向かい側に渡ったらローソンと歯医者の間の道を入っていきます。
200mほど進んでいくと、信号がある交差点に差し掛かりますがそのまま直進していき、その次の交差点を左折してください。
左折後は50mほどで、GANTZロケ地の階段に到着です。
- 住所:〒216-0007 神奈川県川崎市宮前区小台2丁目
- 最寄駅:東急田園都市線 宮前平駅
- おすすめの行き方:宮前平駅から徒歩8分
GANTZのロケ地・撮影地3「法政大学多摩キャンパス」
撮影されたシーン
玄野と小島多恵(吉高由里子)が通う大学のロケ地は、「法政大学多摩キャンパス」です。
現実離れしたシーンが多いこの映画で、数少ない日常のシーンが描かれます。
このロケ地の見どころ
引用:法政大学入試情報サイト
「法政大学多摩キャンパス」には経済学部、社会学部、現代福祉学部、スポーツ健康学部の4つの学部が入っています。
町田市の外れに位置するこのキャンパスは緑に囲まれ、学業に勤しむにはもってこいの場所にあります。
映画やドラマの撮影が行われることもあり、映画「デスノート」やドラマ「ちゅらさん」などの人気作品のロケもこのキャンパスで行われています。
ロケ地巡りのために、一般の方も大学の敷地内に立ち入ることは可能ですが、学生さんの勉強の邪魔にならないように注意して見学してくださいね!
場所・アクセス
「法政大学多摩キャンパス」は駅から離れた場所にあるため、バスを利用する必要があります。
京王線のめじろ台駅とJR横浜線の相原駅からはそれぞれ法政大学行きのバスが出ていますので、そちらを利用してください。
どちらも15分ほど乗車すれば終点の法政大学バス停に到着です。
バスを下車すれば「法政大学多摩キャンパス」は目の前です。
- 住所:〒194-0298 東京都町田市相原町4342
- 最寄駅:京王線めじろ台駅、JR横浜線相原駅
- おすすめの行き方:京王線めじろ台駅またはJR横浜線相原駅からバスで15分
- 公式サイト:法政大学