「ブラック校則」は、佐藤勝利(SexyZone)の主演で2019年に公開された映画です。
共演の高橋海人(King&Prince)は、本作が映画初出演となりました。
また、同時期にテレビドラマと配信ドラマでも、それぞれ映画とは異なるオリジナルストーリーが放送される、異例のメディアミックス展開でも話題となった作品です。
引用:松竹
この映画は、主人公の小野田創楽(佐藤勝利)と親友の月岡中弥(高橋海人)が、2人の通う高校にはびこる、いわゆるブラック校則と言われる理不尽なルールとそれを振りかざす大人たちに立ち向かう青春ストーリーです。
ブラック校則のみならず現代社会を取り巻く問題にも向き合っていて、ジャニーズ主演のアイドル映画と思っていると、良い意味で裏切られるほどの奥深い物語も見どころです。
今回はそんな映画「ブラック校則」のロケ地を厳選して6ヶ所紹介します!
目次
ブラック校則のロケ地・撮影地1「旧足利西高等学校」
撮影されたシーン
引用:リアルサウンド
創楽と中弥が通い、ブラック校則がはびこる光津高校のロケ地になったのは、「旧足利西高等学校」です。
2人の青春が詰まった、このドラマの中心的なロケ地です!
このロケ地の見どころ
引用:映像のまち あしかが
「旧足利西高等学校」は既に廃校となった高校ですが、現在でも綺麗に整備されており、足利市をあげてロケ撮影の誘致を行っています。
2019年にはこの場所で撮影された作品の数が100本を超え、今でも多くの作品が撮影される定番のロケ地となっています。
映画「ブラック校則」でも創楽たちが通う高校として使用されたように、映画「君に届け」や「ちはやふる」などの人気作品でも、主人公たちが通う高校のロケ地なっている、たくさんの青春が詰まった場所です。
普段は一般の方の立ち入りはできませんが、実写映画の聖地とも言えるこの場所は、ロケ地見学のイベントが開かれることもありますので、ロケ地見学はイベントのタイミングを狙うのがいいかもしれませんね。
「旧足利西高等学校」の他にも、足利市には「織姫神社」や「渡良瀬橋」などの映像作品のロケ地としても、観光地としても人気の場所が多数あります。
足利市はそんな魅力ある街ですので、ロケ地巡りのあとはぜひ街の散策も行ってみてください!
場所・アクセス
「旧足利西高校」は、東武伊勢崎線の足利市駅からバスを利用して行くことができます。
足利市駅南口のバスロータリーにあるバス停から、足利市コミュニティバスに乗車します。
バスに乗ったら約20分ほどの「大原神社前」バス停で下車してください。
バスを降りたら、進行方向に進んでいき最初の交差点を左折して、あとは道なりに進んでいけば「旧足利西高校」に到着です。
- 住所:〒326-0845 栃木県足利市大前町103−11
- 最寄駅:JR両毛線 山前駅
- おすすめの行き方:東武伊勢崎線 足利市駅からバス
- 公式サイト:映画のまち あしかが
ブラック校則のロケ地・撮影地2「埼玉県立大宮工業高等学校」
撮影されたシーン
創楽たちの通う高校の正門は、「埼玉県立大宮工業高等学校」がロケ地になりました。
先に紹介した「旧足利西高等学校」と同じく、この映画を語る上では欠かせない場所です!
このロケ地の見どころ
引用:高校ステーション
「埼玉県立大宮工業高等学校」は、さいたま市北区にある男女共学の工業高校です。
機械科や電気科、建築科など実践的な知識を学べるコースが多く設置されていて、卒業後の進路は就職が大半であり、さいたま市を中心とした様々な場所で活躍しています。
そんな「埼玉県立大宮工業高等学校」は、先に紹介した「旧足利西高等学校」と同じく、映像作品の定番ロケ地となっています。
映画「恋は雨上がりのように」やドラマ「正義のセ」などの作品がこの高校で撮影されていますので、ロケ地巡りでは外せない場所です。
いまも現役で使われている高校のため、外観しか見れませんのでロケ地見学の際はご注意ください。
場所・アクセス
「埼玉県立大宮工業高等学校」は、最寄りの埼玉新都市交通伊奈線の今羽駅から徒歩で10分ほどの距離にあります。
駅の改札を出たら、左に進んでからすぐに右に曲がってください。
しばらく行くと車止めがあるので、その手前で左折して左斜め方向に進んでいきます。
100mほど歩き、突き当たりについたら左折して少し行った先の信号を渡ったら、川に沿って右側の遊歩道を進んでください。
遊歩道が終わったところで右に曲がって少し行けば「埼玉県立大宮工業高等学校」の正門に到着です。
- 住所:〒331-0802 埼玉県さいたま市北区本郷町1970
- 最寄駅:埼玉新都市交通伊奈線 今羽駅
- おすすめの行き方:今羽駅から徒歩
- 公式サイト:埼玉県立大宮工業高等学校
ブラック校則のロケ地・撮影地3「多摩モノレール」
撮影されたシーン
学校からの帰りに創楽が中弥に、町田希央(モトーラ世理奈)のことを相談していた電車は、「多摩モノレール」で撮影が行われました。
実際に走るモノレールの車両を使って撮影されたシーンです。
このロケ地の見どころ
引用:鉄道チャンネル
「多摩モノレール」は、東大和市から多摩市まで、東京西部を南北に走る路線です。
1998年の開業以来、多摩地方の人々にとってなくてはならない生活の足として親しまれています。
生活の足としてだけでなく、沿線には夏の花火大会で有名な「昭和記念公園」や、関東三大不動のひとつでもある「高幡不動尊」、日本初の屋外動物園の「多摩動物園」などの観光名所もあり、観光客の利用も多いです。
天気が良い日はモノレール内から富士山を眺めることもできるため、移動中の景観も見逃せません。
また、多摩モノレールの沿線は定番ロケ地と呼ばれる場所も多く、特に立川駅周辺は「ごくせん」や「凪のお暇」などの人気ドラマで使用された場所がたくさんあります。
ぜひ多摩モノレールを利用して、いろいろなロケ地を巡ってみてください!
場所・アクセス
「多摩モノレール」はJR中央線や京王線、西武線、小田急線と接続しているので、便利な路線を使って訪問が可能です。
関東以外からの訪問の場合は、JR中央線の中央特快を使えば東京駅から40分、新宿駅からなら25分ほどで立川駅に行くことができるためオススメです。
映画では車内のシーンだけでしたが、ドラマ版では上北台駅が出てきますので、ぜひ多摩モノレールを利用して足を運んでみてください。
- 住所:〒190-0012 東京都立川市曙町2丁目4(立川北駅)など
- 営業時間:5時頃~24時頃
- 休業日:無休
- おすすめの行き方:東京駅から中央線中央特快を利用など
- 公式サイト:多摩モノレール