「サヨナラまでの30分」は、新田真剣佑と北村匠海のダブル主演で2020年に公開された映画です。
映画の公開にあわせて、ノベライズ化やコミックアプリでの漫画化などのメディアミックス展開も行われています。
引用:映画.com
人付き合いが苦手な大学生・窪田颯太(北村匠海)は偶然、1年前に亡くなったミュージシャンの宮田アキ(新田真剣佑)が遺したカセットテープを拾うことになります。
それは、再生している30分の間だけアキが颯太の体を借りて蘇ることができる不思議なテープでした。
1つの体を共有していく中で、颯太は生前のアキが所属していたバンド・ECHOLLと出会い、音楽の楽しさを知ることで自分の居場所を見つけていきます。
颯太が抱く未来への希望と、自分自身の居場所に悩むアキの切なさが入り混じったストーリーは魅力的で、今を生きる事の大切さを感じられるものとなっています。
また、ECHOLLのメンバーを演じた俳優陣が実際にバンド演奏する姿も見どころで、特にクライマックスのライブシーンは必見です!
今回はそんな映画「サヨナラまでの30分」の舞台となった長野県のロケ地を厳選して7ヶ所紹介します。
目次
サヨナラまでの30分のロケ地・撮影地1「Chez Momo」
撮影されたシーン
店舗のガラスに映る姿を見て、颯太とアキが入れ替わりに気づいた場所は、「Chez Momo」がロケ地となりました。
ここから2人の不思議な共同生活が始まり、平凡だった颯太の人生も変化していきます。
このロケ地の見どころ
引用:松本クラフトナビ
「Chez Momo」は、長野県松本市で2010年にオープンしたコンフィチュール専門店です。
コンフィチュールとは、果物と砂糖を煮込んだ後に果肉を漬けたジャムの一種のようなもので、果肉が残っている場合が多くジャムよりも果物の素材感を楽しむことができます。
このお店では、季節のフルーツを使って作られたコンフィチュールが可愛らしいビンに詰められていて、ギフトなどにもぴったりです。
2016年には店舗を改装し、コンフィチュールだけでなく焼き菓子も扱うようになり、より多くの人たちから愛される店舗となっています。
公式サイトでは通信販売も行っていますので、ロケ地めぐりで訪れる前にチェックしてみてあらかじめ気になる商品を探してみるのもいいかもしれませんね。
場所・アクセス
「Chez Momo」は、JRの松本駅からバス利用での訪問が便利です。
松本駅のお城口のバスターミナルから50系統、55系統、57系統のバスに乗車して東町バス停まで行ってください。
東町バス停で下車したらバスの進行方向とは反対方向に進み、最初の曲がり角で右に曲がって川沿いの道を進んでください。
50mほど進んだら「Chez Momo」に到着です。
- 住所:〒390-0874 長野県松本市大手4丁目4−16 百々屋
- 営業時間:9:00~16:00
- 休業日:水曜、第2木曜
- 最寄駅:JR松本駅
- おすすめの行き方:松本駅からバス
- 公式サイト:Chez Momo
サヨナラまでの30分のロケ地・撮影地2「コトバヤ」
撮影されたシーン
カナ(久保田紗友)の自宅として使用されたロケ地は、「コトバヤ」です。
劇中では栞屋という名前で登場します。
このロケ地の見どころ
引用:信州おやこさんぽ
「コトバヤ」は、古民家をリノベーションして作られたブックカフェです。
木のぬくもりが感じられる店内には所狭しと書籍と素敵な雑貨たちが並んでいて、とてもリラックスできる空間となっています。
気になる本を手にして淹れたての珈琲を飲む時間は、本好きにとって至福の時と言えるかもしれません。
また「コトバヤ」が定休日の間は、カフェの代わりに休業中の店舗を利用した間借りカレー屋さんがオープンしています。
身体が喜ぶ素材をふんだんに使って作られたスパイスカレーが名物で、味も健康も考えられた嬉しいカレーです。
美味しく健康な食事をしたい方にはおすすめの品となっているので、「コトバヤ」を訪問する場合は、あえて休業日を選んでみても面白いかもしれませんね。
場所・アクセス
「コトバヤ」は、JRの上田駅から徒歩で訪れることができます。
上田駅のお城口を出たら、目の前のロータリーを左側から抜けていき県道77号に入っていってください。
道なりに800mほど進んで中央3丁目交差点についたら左折してから、最初の曲がり角で右に入ればすぐに「コトバヤ」があります。
- 住所:〒386-0012 長野県上田市中央4丁目8−5
- 営業時間:水曜~金曜
- 休業日:12:00~18:00
- 最寄駅:JR上田駅
- おすすめの行き方:上田駅から徒歩
サヨナラまでの30分のロケ地・撮影地3「松本大学」
撮影されたシーン
颯太やカナの通う大学のシーンは、「松本大学」で撮影されました。
行き交う学生たちの中にいても、誰からも視認されないアキの戸惑う姿が印象的でした。
このロケ地の見どころ
引用:松本大学
「松本大学」は、長野県松本市に2002年に設置された私立大学です。
地域に貢献できる人材の育成を理念として掲げていて、地域の自治体や企業、団体と連携したアウトキャンパススタディという授業形式を取り入れています。
観光都市である松本市ならではの観光をテーマとした学科もあって、アウトキャンパススタディを通じて学生が地域の観光に積極的にかかわっていますので、ロケ地巡りで松本市を訪れた際には知らず知らずのうちにこの大学の学生さんの活動の成果を目にするかもしれませんね。
大学内は一般の方も立ち入り可能なので気兼ねなくロケ地見学も可能ですが、勉学に勤しむ学生さんたちのお邪魔にならないよう、注意して訪れるようにしてください。
場所・アクセス
「松本大学」は、松本電鉄の北新・松本大学前駅から徒歩すぐの場所にあります。
駅を出たら目の前の道を左に進んでいってください。
すぐに大学の敷地が見えてきますので、正門までもう少し道なりに進めば「松本大学」に到着です。
- 住所:〒390-1295 長野県松本市新村2095−1
- 最寄駅:松本電鉄 北新・松本大学前駅
- おすすめの行き方:北新・松本大学前駅から徒歩
- 公式サイト:松本大学
サヨナラまでの30分のロケ地・撮影地4「The Source Diner」
撮影されたシーン
引用:映画.com
ECHOLLのメンバーが集まる場所として、よく登場したレストランは、「The Source Diner」がロケ地となりました。
アキとECHOLLの思い出がつまったとても大切な場所です。
このロケ地の見どころ
引用:Delicious×Komachi
「The Source Diner」は、長野県松本市で2016年にオープンしたダイニングレストランです。
アメリカ在住経験のあるオーナーがこだわったコンクリート打ちっぱなしのおしゃれな店内には、海外で購入した装飾品が所狭しと立ち並び、まるでダウンタウンのバーに紛れ込んだかのような気持ちにさせてくれます。
もちろん内観以上に食事にはこだわっていて、お昼時にはカレーやパスタ、ハンバーガーなどが日替わりでランチメニューとして提供されています。
そのため、周辺住民から観光客まで連日多数のお客さんでいっぱいになっています。
夜にはバーへと雰囲気を変えて、ハードサイダー(リンゴ原料の発泡酒)やクラフトビールの種類の豊富さには、お酒好きな方ならきっと目を奪われるはずです。
ランチ時とは違った、お酒にあうメニューの数々と一緒に、ここでしか飲めない珍しいお酒を楽しんでみてください!
場所・アクセス
「The Source Diner」は、JR松本駅からバス利用での訪問が便利です。
松本駅のお城口を出たら、目の前のバスターミナルからタウンスニーカー東コースのバスに乗車して6番目のはかり資料館バス停まで行ってください。
バスを下車したら、進行方向とは反対に進み最初の曲がり角で右に入っていきます。
あとは道なりに進み、女鳥羽川を越えて少し行けば左手にあるのが「The Source Diner」です。
先に紹介した「Chez Momo」もすぐ近くですので、一緒に訪問してみるのもおすすめです。
- 住所:〒390-0874 長野県松本市大手4丁目8−17
- 営業時間:11:30~13:00、18:00~22:00
- 休業日:木曜日
- 最寄駅:JR松本駅
- おすすめの行き方:松本駅からバス