「信長協奏曲」は、石井あゆみによる人気マンガを原作として2016年に小栗旬の主演で公開された映画です。
映画に先駆けて2014年にはテレビドラマ版も放送されており、本作はその続編にあたります。
引用:FOD
突然、戦国時代にタイムスリップしてしまった平凡な高校生のサブロー(小栗旬)は、そこで自分と瓜二つの青年・織田信長(小栗旬/二役)と出会うことになります。
信長の頼みで、本人と入れ替わり信長として生きていくことになるサブローと、明智光秀を名乗り暗躍することになる本物の信長、本作はそんな2人の姿を描いた全く新しい時代劇となっています。
今回は、そんな「信長協奏曲」の舞台である戦国時代の風景を再現するために使われたロケ地を厳選して7ヶ所紹介します!
目次
信長協奏曲のロケ地・撮影地1「彦根城」
撮影されたシーン
信長が築城した安土城のロケ地として使用されたのは、「彦根城」です。
実際の安土城は、残念ながら信長の死後に焼失してしまっています。
このロケ地の見どころ
引用:滋賀・琵琶湖観光情報
「彦根城」は、琵琶湖のほとりに位置する、天守閣が国宝にも指定されている名城です。
天守閣から眺めることができる琵琶湖の風景は、当時の城主がこの場所に築城したことも納得できる絶景です。
多くの貴重な建造物が現存している歴史的にも貴重なお城ですが、彦根城を語る上ではゆるキャラブームの火付け役とも言える「ひこにゃん」の存在を忘れることはできません。
引用:彦根リゾートアンドスパ
ひこにゃんは、日本のゆるキャラの中でもトップクラスの知名度を誇っている大人気キャラクターです。
彦根城だけでなく滋賀県のPRで大忙しで、彦根城には一部の時間帯しか登場しません。
せっかく訪れるのであれば公式サイトをチェックして、ひこにゃんに会うことができる時間帯を狙って行ってみてくださいね!
場所・アクセス
「彦根城」は、JR琵琶湖線の彦根駅から徒歩で15分ほどの距離にあります。
彦根駅の西口(北側)を出たら目の前のロータリーを越えて、正面の道に入ってください。
この道は彦根城の方まで続いているのでひたすら直進していきます。
突き当りまで進んだら、一度左に曲がってからすぐ右折してください。
右折したあとは、城のお堀に沿って進んでいけば「彦根城」に到着です。
広いお城ですので、敷地内に入ってからも天守閣までは少し歩くことになりますが、見どころいっぱいのお城ですので楽しんでくださいね!
- 住所:〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1−1
- 営業時間:8:30~17:00
- 休業日:無休
- 最寄駅:JR琵琶湖線 彦根駅
- おすすめの行き方:彦根駅から徒歩
- 公式サイト:彦根城
信長協奏曲のロケ地・撮影地2「粟生光明寺」
撮影されたシーン
信長の妻の帰蝶(柴咲コウ)と妹のお市(水原希子)が、縁側に座って信長と帰蝶の祝言について話していたシーンは、「粟生光明寺」がロケ地になりました。
その他にも、石山本願寺のシーンでも利用されています。
このロケ地の見どころ
引用:古都ナビ
「粟生光明寺」は、浄土宗の開祖である法然上人が初めて念仏の教えを説いた場所と言われる、由緒あるお寺です。
千手観音像など3点の重要文化財を保持している他に、敷地内にある33棟もの建築物の半分以上が長岡京市の指定文化財になっているなど、歴史的にも非常に貴重な場所となっています。
もみじの木々に囲まれた参道は、京都でも屈指の紅葉の名所として人気な場所ですので、訪れるなら特に秋がおすすめです!
時代劇のロケ地としても、使用されることが多い場所ですので時代劇好きの方ならぜひ足を運んでみてください。
場所・アクセス
「粟生光明寺」は最寄り駅から距離があるため、バス利用での訪問がおすすめです。
JR利用される方は、長岡京駅の西口から阪急バス20,22系統を利用して旭が丘ホーム前バス停まで移動してください。
阪急バス22系統は阪急長岡天神駅も経由しますので、阪急で訪問する場合はそちらを利用してください。
バスを降りて、バス進行方向に向かって直進すれば「光明寺」です。
光明寺バス停もありますが、旭が丘ホーム前のほうがお寺を訪問するには便利ですのでお間違えなく。
- 住所:〒617-0811 京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
- 営業時間:9:00~16:00
- 休業日:無休
- 最寄駅:阪急京都線 西向日駅
- おすすめの行き方:JR長岡京駅または阪急長岡天神駅からバス乗車 旭が丘ホーム前バス停で下車して徒歩
- 公式サイト:光明寺
信長協奏曲のロケ地・撮影地3「琵琶湖マイアミ浜」
撮影されたシーン
前田利家(藤ヶ谷太輔)が柴田勝家(高嶋政宏)に、信長の訃報を知らせた場所は、「琵琶湖マイアミ浜」がロケ地です。
背景には琵琶湖も写り込んでいましたね。
このロケ地の見どころ
引用:東海釣りWALKER
「琵琶湖マイアミ浜」は、滋賀県中部の琵琶湖大橋からほど近くにあり、琵琶湖畔で最大級のキャンプ場を有する場所として人気の場所です。
名古屋や京都、大阪などの大都市圏から1〜2時間ほどの距離にある本格的なキャンプ場ということもあり、夏場のキャンプシーズンには日々予約でいっぱいになります。
隣にはデイキャンプ場やバーベキュー施設などがあるビワコマイアミランドもあって、宿泊客はマイアミ浜、日帰りはマイアミランドとして用途によって使い分けが可能です。
ロケ地としては映画「偉大なるしゅららぼん」やNHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」などの作品で使用されています。
また琵琶湖を海に見立てて撮影に使われることもあり、映画「海賊と呼ばれた男」など多くの作品が琵琶湖畔で撮影されているので、いろいろ探してみてくださいね!
場所・アクセス
「琵琶湖マイアミ浜」は距離的にはJR湖西線の堅田駅が最寄りですが、琵琶湖大橋を渡る必要があり施設の近くまで行くバスもないため、訪問にはJR琵琶湖線の野洲駅からのコミュニティバス利用がおすすめです。
野洲駅南口からコミュニティバスのあやめコースに乗って、40分ほどのあやめバス停まで移動してください。
バスを降りたら、進行方向に向かって2つ目か3つ目の曲がり角で右折すれば琵琶湖沿いの道に出ます。
そちらを左折して1kmほど進めば、マイアミ浜オートキャンプ場の看板がでてくるのでそちらが目的地です。
- 住所:〒524-0201 滋賀県野洲市吉川3326-1
- 営業時間:24時間営業
- 休業日:無休
- 最寄駅:JR湖西線 堅田駅
- おすすめの行き方:JR琵琶湖線 野洲駅からバス乗車 あやめバス停で下車して徒歩
- 公式サイト:琵琶湖マイアミ浜オートキャンプ場
信長協奏曲のロケ地・撮影地4「上賀茂神社」
撮影されたシーン
本願寺兵たちのまえに窮地に立たされていた明智光秀たちが、信長からの援軍の知らせを受けてどよめいたシーンは、「上賀茂神社」で撮影が行われました。
このロケ地の見どころ
引用:ZEKKEI JAPAN
「上賀茂神社」は正式名称を賀茂別雷神社といい、ユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」の1つにも指定されている歴史ある神社です。
日本の初代天皇・神武天皇の時代に神様が降臨したとされる神山を模して造られた立砂は、この神社のシンボルとして広く知られています。
引用:ことりっぷ
また、桜の季節には、境内全体に植えられた桜の木々が満開に咲き誇ります。
桜の名所が多い京都の中でも人気の場所となっているので、訪問時期は春が最もおすすめとなります。
立砂と桜の風景は、JR東海のCMなどでも利用されたこともあるので見たことがある人も多いかもしれませんね。
そんな見どころいっぱいの「上賀茂神社」は、ドラマや映画のロケ地としても定番になっていて、「暴れん坊将軍」や「必殺仕事人」などの時代劇のほか、ドラマ「IP~サイバー捜査班」などの現代の京都を舞台とした作品でもたびたび登場します。
ぜひ観光もロケ地巡りも楽しんでください!
場所・アクセス
「上賀茂神社」は、最寄り駅の地下鉄烏丸線の北山駅から徒歩だと15分ほどの距離にあります。
京都駅から訪れる場合は、神社の目の前にバス停がありますのでそちらを利用するのがおすすめです。
バスは京都駅から京都市バス4系統の上賀茂神社行きに乗車すれば、終点が上賀茂神社ですので、そちらで下車すれば目の前が上賀茂神社の入り口です。
上賀茂神社だけでなく、京都の移動はバスを利用することも多くなりますので、一緒に観光地巡りをする場合はバスの1日乗車券購入がおすすめです!
3回利用すれば元が取れるお得な乗車券ですので、ぜひ調べてみてください。
- 住所:〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339
- 営業時間:5:30~17:00
- 休業日:無休
- 最寄駅:地下鉄烏丸線 北山駅
- おすすめの行き方:京都市バス4系統上賀茂神社行き乗車 上賀茂神社バス停で下車してすぐ
- 公式サイト:賀茂別雷神社