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実在する!映画「紅の豚」のモデルになった場所・ロケ地とは?見どころや行き方も紹介

紅の豚は、1992年にスタジオジブリで製作されたアニメ映画です。

かつてイタリア空軍のエースだったマルコが、なぜか豚の姿になってポルコ・ロッソと名乗り、空賊を相手に賞金稼ぎとして生きる物語です。

映画「紅の豚」
 引用:ジブリのせかい

主人公が豚で、しかもかなり渋い声のおじさんであることから、「天空の城ラピュタ」や「魔女の宅急便」のファンタジックなイメージを持ってこの映画を観た私は、子どもごころに「なんか思ってたのと違う!!」と思ったものです。

そうして当時はなかなかその良さがわからなかったものの、大人になってから観たところ、男気あふれるポルコの佇まいや、ジーナの歌声とともに映画全体に醸し出される哀愁漂う雰囲気に、「これは大人のためのジブリ映画だったんだ!!」と膝を打ちました。

さて、そんな紅の豚は他のジブリ作品同様、美しい街並みや景色が魅力のひとつであり、どこかモデルになった場所はあるのか気になるところですよね。

スタジオジブリの公式サイトによると、紅の豚の舞台として大いに参考にした場所は、「アドリア海沿岸」とだけ公表されています。

ただ、実はモデルになったのではないかと言われている場所は他にもあり、それらの場所は映画に描かれる風景とかなりそっくりだと言われています。

そこで今回は、映画「紅の豚」のモデルになったと言われている場所を3か所ご紹介します。

紅の豚に描かれているような景色をいつか実際に見てみたい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

紅の豚のモデルになったと言われる場所1「アドリア海沿岸(クロアチア・ドゥブロヴニク)」

登場するシーン

紅の豚において大いに参考にした場所として公表されているのは「アドリア海沿岸」ということのみです。

アドリア海とは、地中海の海域のひとつで、西はイタリア半島、東はバルカン半島に囲まれた海です。

つまり、一言でアドリア海沿岸といっても、西はイタリア、東はスロヴェニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、アルバニア、ギリシャと広範囲にわたります。

そんな中でもモデルになった場所のひとつとして呼び声が高いのが、クロアチアのドゥブロヴニクです。

ポルコがジーナのいるホテル・アドリアーノから船で対岸の街に戻るシーンや、飛行艇で街の上空を旋回するシーンなどで映るオレンジ色の屋根が並ぶ街並みが、ドゥブロヴニクではないかと言われています。

このロケ地の見どころ

ドブロヴニクの街並み

ドゥブロヴニクは、その美しさから「アドリア海の真珠」とも呼ばれています。

青い海とオレンジ色の屋根のコントラストが美しい街並みは、キラキラ輝く宝石のよう。

ホテル・アドリアーノの島が本当に浮かんでいそうな景色です。

このホテル・アドリアーノは残念ながら実在はしないようですが、もし似ている場所があればぜひ行ってみたいものです。

ちなみに、ドゥブロヴニクは紅の豚だけでなく、魔女の宅急便のモデルとなった街のひとつとも言われています。

映画「魔女の宅急便」のモデルになったと言われる場所とは?5つの街を紹介

場所・アクセス


ドゥブロヴニクは、クロアチアの南端に位置しています。

ドゥブロヴニクの中心となるドゥブロブニクの旧市街は、ドゥブロヴニクの空港からシャトルバスまたはタクシーで30分ほどです。


また、旧市街からロープウェイでスルジ山という山の展望台に上ると、ドゥブロヴニクの美しい街並みを一望することができますので、ドゥブロヴニクに行かれたらこちらも必見です。

スルジ山から見下ろすドゥブロヴニク旧市街
  • 住所:20000, Dubrovnik
  • おすすめの行き方:シャトルバス、タクシー

紅の豚のモデルになったと言われる場所2「ギリシャ・ザキントス島(ナヴァイオビーチ)」

登場するシーン

ポルコの隠れ家がある、断崖絶壁に囲まれた美しいビーチは、ギリシャのザキントス島にあるナヴァイオビーチがモデルになったのではないかと言われています。

この隠れ家のプライベートビーチでリラックスするポルコの姿に憧れた方も多いのではないでしょうか。

このロケ地の見どころ

崖の上から見下ろすナヴァイオビーチ

ナヴァイオビーチは、別名「密輸者の入り江」とも呼ばれています。

その名は、ビーチに座礁している難破船パナヨティス号にかつて密輸船の疑いがかけられていたことに由来するそうです。

そんな由来も含めて、冒険心をくすぐられる場所ですね。

また、カーチスが崖の上から飛び降りてポルコの隠れ家に登場するシーンがありますが、アニメだからこそそれが可能だったものの、通常ポルコの隠れ家には陸路で入れるようには見えません。

そして、断崖絶壁に囲まれたナヴァイオビーチも陸路からはたどり着けず、船でしか行けない場所にあります。

そんなところも共通しており、やはりポルコの隠れ家はナヴァイオビーチがモデルになったのでは?と思わずにはいられません。

場所・アクセス


ナヴァイオビーチは、ギリシャにあるザキントス島の西岸に位置しています。

ザキントス島へは、ギリシャの首都アテネから飛行機で1時間弱です。

そしてナヴァイオビーチを崖の上から見下ろせる絶景ポイントへは、ザキントス島の市街地から約30キロと少し距離があり、タクシーやレンタカーで約40分、路線バスだと1時間以上かかります。

また、ビーチに行きたい場合は、陸路ではなく船で向かう必要があります。

ナヴァイオビーチ

ちなみに、崖の上の絶景ポイントにもビーチにも行きたい場合、両方がセットになったツアーもありますので、そちらを利用するとよいかもしれません。

いずれにしても、なかなか簡単に行ける場所ではありませんが、だからこそたどり着いてこの絶景を見られたときの感動はひとしおではないでしょうか。

  • 住所:Ionian Islands, 290 91,Greece
  • おすすめの行き方:船

紅の豚のモデルになったと言われる場所3「イタリア・ミラノ(ナヴィリオ運河)」

登場するシーン

ポルコが飛行艇を再設計してもらいに行く「ピッコロ社」は、映画の設定の中でもミラノにありますが、そのモデルになった場所はミラノのナヴィリオ運河周辺なのではないかと言われています。

運河から飛行艇が飛び立つスリルのあるシーンは、ミラノのナヴィリオ運河の景色にそっくりです。

ここをポルコの真っ赤な飛行艇が疾走するイメージを思い浮かべると、なんだかワクワクします。

このロケ地の見どころ

ナヴィリオ運河

ミラノにはあまり運河があるイメージはないかも知れませんが、かつてはミラノの町を取り巻くように水路が広がり、13世紀頃にはミラノの経済と交通に欠かせないものだったそうです。

しかし、現在は多くの水路に蓋がされ、当時の面影が残るのはこの周辺のみです。

今は使われていない洗濯場なども残されており、昔日のミラノの雰囲気を味わうことができます。

ちなみに、イタリアに住むようになってからこの映画を観ると、イタリアっぽさがよく描かれているなと思うシーンが多々あるのですが、そのひとつが、ピッコロ社で親戚・知人の女性たちが大勢集まってポルコの飛行艇を造るところです。

イタリアでは家族の結びつきが大変強く、多くの家庭では家族はなるべく近くに住み、よく集まり、助け合って生活しています。

映画の中で親戚中が集まって力を合わせて大仕事を成し遂げるのも、なんだかイタリアでは本当にあり得そうなシーンだと思い、ほっこりしました。

場所・アクセス


ナヴィリオ運河は、イタリア・ミラノの地下鉄2線Porta Genova駅から徒歩5分ほどです。

ミラノの代表的な観光地、ドゥオモやガレッリア等からは少し離れていますが、都会的なミラノの中心部とは少し趣の異なる、落ち着いた街並みと雰囲気が楽しめるので、ぜひ行ってみてください。

  • 住所:〒20123, Città Metropolitana di Milano, Milano, Unnamed Road 20123
  • 最寄駅:Porta Genova駅
  • おすすめの行き方:電車

紅の豚をご覧になりたい方へ

※時期によっては上記のサイトで配信されていない場合がありますのでご注意ください

関連外部リンク

紅の豚のモデルになったと言われる場所についてのまとめ


いかがでしたか?

ジブリ映画に登場する景色は、公式に発表されている場所だけではなく、様々な場所のイメージが融合して創作されているとも言われています。

今回ご紹介した場所以外にも、ここも似ているな・・・と感じる場所があったら、もしかすると実際に宮崎駿監督が見て、インスピレーションを受けた場所ということもあるかも知れません!

そんな想像もしながら、いつか紅の豚の世界を探しに行ってみてはいかがでしょうか。